リスニングパワーの魅力
リスニングパワーという内容の英会話教材をご存じでしょうか？
その名の通り、リスニングに特化した教材で、たった３０日間で
英語耳が身について、洋画の聞きとり等の能力が上がるというような
教材になります。
実際に購入して試してみましたので、その評価・魅力について
レポートします。
リスニングパワーとは
この教材ですが、スコットペリーというアメリカの言語学者に
よって研究され、作られたという教材になります。
言語学者によって作られたということで、科学的要素が
強く、その分効果も期待できる教材です。
明らかに他の教材と異なるのは、英文をたくさん聞いたり
聞き流しをするというような教材ではないのです。
英語を聞きとるための「耳」を作るためのトレーニング。
これを最重視しているということを感じる教材となっています。
テキストはどのようになっているのか？
テキストについては、あくまで聞くことがメインの教材の補助的な
位置づけというものになっています。
正直、ここは量も少ないですし、不親切と感じるかもしれません。
日本人らしさがないテキストです。
英文が発せられるチャプターのスクリプトが書いてあるという程度で
考えればいいでしょう。
不親切といえば、どうかと思う方もいるかもしれませんが、
逆にあまりテキストを持ち歩いたりするような教材ではなく、
とにかく聞けばいいとものになるのでその分は楽かもしれません。
CDの中身はどうなっているのか？
リスニングパワーのメインはＣＤの中に入っています。
ＣＤは２枚組となっていますので２枚分の量のみということになりますので
２時間もあれば十分でそれを繰り返し聞くということになります。
いわゆる多聴ではなく、精聴という部類に入るということです。
この中身が非常にクセのあるものでして、
不思議な音がバックで流れるチャプターが多くなっています。
これは日本語と英語の周波数が異なることが原因で
英語が聞きとりにくくなっているというものを
修正するトレーニングが含まれていると考えられます。
英語をとにかく聞くではなく、周波数を英語のものに修正していくというイメージで
かなり独特といえるでしょう。聴覚検査をやっているように感じてしまうかもしれません。
トレーニング内容
トレーニング内容としては、前述の通り
聴覚検査のような特殊音をバックにして英語の音に慣れていくと
いうものになります。
本当に基礎的なものから、例えばＬとＲの違い、
母音の音、等の基礎的なところから
ネイティブスピードの練習までとトレーニングを重ねていきます。
ネイティブスピードでの英文やスキットも含まれるのですが
これが本当に速いのです。
この速さになれることが重要で、実際の英語は単語の文字通りに発音はしません。
日本語でも実は一緒で言葉の通り発音していないものはたくさんあるのですが、
英語でそれを聞くと、そのフレーズを受け入れる頭が出来ていないと
混乱してしまうのです。
nice to meet you がどんなに早く話されても聞きとれるのと
一緒でフレーズとして頭に入ってさえいれば理解できる、
これを実現しようとしています。
このような内容が多々盛り込まれています。
リスニングパワーを試したみた効果は？
リスニングパワーの教材が届いて、実際に始めてみたとき、
非常にうさんくさいと思いました。
これで本当に上達するのか？普通の教材と何が違うのか？
自分でそれを証明することはできませんし、科学的に言語学者が
作ったものとしてまずは受けいれて進めてみるしかありません。
２〜３週間くらいして、洋画を見たのですが、確かに
音がクリアに聴こえるようになっていて、あれっ？聞きやすくなってない！？
と驚いたことを覚えています。
もちろんこの教材は耳を鍛えることに特化しているので、これだけで
何でもペラペラになるかというとそんなに甘くはありません。
単語や英語の表現等は更に勉強していく必要があります。
ただ、この教材でベースを作ることはできたかなという気はしています。
今は、この教材を終えてＣＮＮ等で勉強している状態です。
ニュース英語も完璧とまではいきませんが意味が理解できるようになりました。
自分に合うのかどうか、これは見てみないとわからないと思います。
参考動画も用意されていますので
公式サイトも見て研究してみてはいかがでしょうか？
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